業務用冷蔵庫で欠かせないのが温度計センサーです

温度計センサーの使われ方

温度計センサーは、私たちの暮らしの身近なところで非常に多く用いられています。あまり、堂々と人目に付くところで使われているケースは多くないために、言われてもなかなか思いつかないかもしれませんが、聞いてみると納得できることばかりのはずです。例えばエアコンはその一つになります。数十年前のエアコンはオンとオフのスイッチしかなく、快適な室温に保つためには人間自身が適切に操作する必要があったかもしれませんが、いまやそんな製品はありません。

自分が快適と思う室温を設定しさえすれば、後はエアコン自身が自動的に運転状況を制御し、暑すぎもせず寒すぎることもない室温に保ってくれるようになっています。これが可能なのは温度計センサーが内蔵されているからであって、それが現在の室温を検知し、予め設定された室温との差に応じて運転をコントロールしてくれているからです。温度計センサーがあるからこそ、現在の室温を検知できるということになります。温度を検知して機器の運転をコントロールするという意味ではほぼ全く同じ動きをする電化製品に、冷蔵庫があります。

冷蔵庫の場合は室温ではなく庫内温度を検知しており、また一般的にはユーザー自身が目的温度を設定するわけではないものの、その差に応じて運転を自動的に制御していることに変わりはありません。このほか、ちょっと仕組み的には異なりますが、電気ポットとかオーブントースターにも温度計センサーは用いられています。

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